2012年5月16日水曜日

糖質OFF生活で体重が減る理由・その1

「糖質を制限すると何故痩せるのか?」については、私が糖質OFF生活を始めるきっかけとなったGood Healthさん(http://www2.plala.or.jp/eddie/index.html)を見たり、ネットで「糖質制限 ダイエット」などで検索して頂ければ、何となくは理由がわかると思います。なので、ここでダラダラとご説明するのは割愛して、ポイントと自分なりの解釈を少し書いておきます。


自分なりにこれらの情報を見てなるほどなぁと思ったことは以下の2点です。




・糖質は最も使いやすいエネルギーのため、過去の栄養状態が悪かった時代に「たくさん摂取させる仕組み」として、人間の脳に「美味しい食べ物」として刻み込まれているため、過剰に摂取する傾向があると言う説がある(おデブな方なら、焼き肉食べる時の白飯のうまさなどをイメージして頂けると良いと思います)。

・人間の体の代謝の仕組みとして、体脂肪は主に「余った糖質」から作られている。なので、体脂肪の増加を止めるには、余分な糖質を摂取しないことが重要。また、糖質が不足した場合、脂質からエネルギーを得ることが出来るので、体脂肪が減少していく。

私は大学で農学を学んでいて、その時に勉強した生化学の知識が多少あったので、糖質制限に関する説明に出てくる、「TCA回路」や「オキサロ酢酸」などの懐かしい単語を見ながら糖質OFF生活なら痩せられるのではないかと感じました。


ただ、始めた当時は認識していなかったのですが、糖質OFF生活は上記のように脂質の分解によりエネルギーを恒常的に得る生活になるので、このような反応を担当している「肝臓」には結構な負荷がかかっているはずです。結構、お酒が好きなので、糖質の少ない蒸留酒などを中心にお酒を飲んでいますが、糖質OFF生活をするならば、肝臓に負担をかけるアルコールは飲まない方が良さそうです。私も今年の健康診断で肝臓の状態を示す診断結果次第では、アルコールをかなり制限しなければならないと覚悟しています。