2012年12月30日日曜日

糖質OFF生活を成功させるために必要な7つのこと

体重が減るのが楽しくなってきたら成功と言えるのかもね。


2012年も終わろうとしているので、1年ちょっとの糖質OFF生活の経験をふまえて考えた「成功させるコツ」をまとめておこうと思います。見出しだけまとめると
1.最初の2週間は徹底的に糖質制限をする。
2.自分なりの「主食」を見つける。
3.カロリーは気にしない。
4.糖質の「量」は気にしない。
5.昼ご飯対策を立てる。
6.適当にやる。
7.試行錯誤する。
です(ちなみに重要と思う順番に並んでいます)。詳しくは、それぞれの項目を読んでみて下さい。これから糖質OFF生活を始める方、過去に挑戦したけど長続きしなかった方、興味はあるけど踏ん切りが付かない方などにきっと役立つと思います。

1.最初の2週間は徹底的に糖質制限をする。
糖質OFF生活、糖質制限を成功させる上で最も重要なポイントは「しっかりと成果が出る」=「体重が減る」ことだと思います。体重が減ればやる気も出ますし、ご飯を食べたい気持ちも抑えることができます。糖質制限によって痩せられるかどうかは、体質や開始時点の体重などに左右されます。私の場合は2週間程度で86kgから84kgへ体重が減ったので、すぐに効果を体感することが出来ました。この時は糖質制限を始めたばかりでしたが、ご飯・麺類を食べないだけで無く、お酒も飲まないようにして、しっかりと糖質制限をしました。

この時の経験をふまえると糖質OFF生活を始めようと思ったら、自分がどの程度糖質制限で痩せられるのかを把握し、効果を実感するためにも2週間は徹底的に糖質制限することをお勧めします。開始時の体重にもよりますが、ここで1.5kg以上痩せられたなら、体質的には糖質制限が効果的と考えられます。また、自分でも成果を実感できますので、その後のやる気に繋がっていくと思います。


2.自分なりの「主食」を見つける。
糖質OFF生活では、普通のご飯・パン・麺類は全て食べられません。したがって、いわゆる「主食」にあたる食べ物がなく、おかずメインの食事になってしまいます。おかずだけでも良いのですが、例えばカレーやミートソースなど、ご飯やパスタにかけて食べるものや味の濃いおかずなどはご飯が欲しくなることもあります。そのためご飯・パン・麺類の代わりに豆腐やキャベツ、おからなどが主食の代替品となります。ただし、ご飯やパンは毎日食べても飽きないですが、豆腐やキャベツを毎日食べる人は少なく、自分に合ったものを見つけないと長続きしません。私の場合は近所の生協で購入している豆腐を主食としており、食べる時は1週間に15丁ぐらいの豆腐を食べました。ご飯の代わりとして食べ続けられるか、価格は高すぎないか(低糖質パンなどが売られていますが、高すぎて毎食は食べられません)、好きな食べ物のとの組合せは良いか、手軽に用意出来るかなどの観点で自分に合った「主食」を見つけることをお勧めします。


3.カロリーは気にしない。
ダイエットをする上でカロリーは重要な数字です。一般的に、肥満の原因はカロリー過多が原因で、取りすぎたカロリーが脂肪となって蓄えられていると考えられています。この考え方は基本的に正しいと思うのですが、糖質OFF生活ではカロリーは気にしなくても大丈夫です。何故、気にしなくて良いのか細かなことは検索すれば様々な説明が見つけられますが、糖質OFF生活を成功させる上で重要なのは「カロリーを気にしなくても良い」ということで、それにより食事の自由度は飛躍的に広がります。つまり、肉類は好きなだけ食べられますし、糖質さえ取りすぎなければお酒も大丈夫です。ダイエットは禁欲的な生活が定番ですが、制約が多いことは失敗する要素が多いことと同義です。糖質が多い食べ物を避けるだけというシンプルさが糖質OFF生活の魅力ですので、カロリーはあまり気にしないようにすることをお勧めします。


4.糖質の「量」は気にしない。
糖質制限をしているのに、糖質の量を気にしないとは、矛盾していないか?と感じると思います。もちろん、自分が食べようと思っている食事に糖質がどの程度含まれているのか、関心を持つことは良いことだと思います。しかし、糖質OFF生活は日々の生活において無理なく糖質制限をすることが狙いですので、糖尿病の方のように1食で摂取できる糖質の量を厳密に把握する必要性はありません。したがって、毎回の食事でどの程度の糖質を摂取したかではなく、糖質が多い食べ物(とその系統)を把握し、それらは基本的に食べないようにするだけで十分です。具体的には、ご飯・パン・麺類など、穀類(コメ・コムギ・トウモロコシ・アズキなど)が使われている食品、イモ類+α(ジャガイモ・サツマイモ・カボチャなど)、果実(バナナ・ミカンなど)を避ければ大丈夫です。お酒も糖質OFFのビール的飲料や赤ワイン、焼酎あたりであれば、糖質はかなり少ないのでOKです。お菓子やおつまみが大好きな方は、ナッツやビーフジャーキー、昆布・わかめなど、糖質が少ないお菓子・おつまみを基本的には食べ、たまにはポテトチップスなど好きなお菓子を食べるのが良いのではと思います。


5.昼ご飯対策を立てる。
このブログを見て下さっている方がどのような経路でたどり着いているのかを見ることができるのですが、その検索ワードは例えば「ファミチキ 糖質制限」と言ったもので、コンビニやファーストフードで気軽に買えるもので糖質制限をする方法を探していることが顕著に表れています。また、最も読まれている記事は昼ご飯に関するもので、やはり多くの方が糖質OFF生活において昼ご飯への関心が高いことがわかります。昼ご飯は食堂・社食の有無、オフィス等の近くにどのようなお店があるのかなど、それぞれの環境によって様々な選択肢があるため、一つの正解は無いと思います。つまり、自分なりに昼ご飯対策をしっかりと考える事が重要で、ここで適当にしてしまうと、ついつい楽な麺類やコンビニ弁当に流れていき、そこから糖質OFF生活が終わってしまう可能性もあります。


6.適当にやる。
日々の生活の中では、例えば会社の飲み会や嫁さんがケーキを買ってくるなど、様々な「事件」が発生します。その度に糖質OFF生活だからおつまみを食べないとか嫁さんのケーキを無視するとかしていたら、色々な無理が自分や周りの人にかかってしまいます。糖質OFF生活なので、毎日飲み会やケーキを食べていては駄目ですが、たまに炭水化物を大量に摂取してもそれで今までの努力が全部無駄になることはありません。また、何日かでバランスを取っても良いと思うので、炭水化物を取りすぎたら次の日には強めに糖質制限するなど、自分なりの工夫・ルールでつじつまをあわせることでもOKです。適当さの程度は個人差なので一概には決められませんが、最初の2週間を除けば厳密さを追求しなくても段々と痩せていきますので、あまり肩肘張らずに気楽に糖質OFF生活・糖質制限することをお勧めします。


7.試行錯誤する。
糖質OFF生活や糖質制限に関する情報は、書籍・インターネットでかなり集めることができます。しかし、多くのダイエットに共通することですが、誰かに効果があったやり方が自分にも効果があるとは限りません。多くの情報は参考にはなりますが、結局は自分で試してみないと自分に効果があるのか判断できませんし、情報には現れてないノウハウが蓄積されていきません。基本ルールは「糖質制限」のみと言う自由度の高いダイエット方法であるがゆえに、人それぞれのやり方があります。糖質制限に関する情報を集め、自分なりに分析し、仮説を立てて実行し、自分の性格・生活・体質にあったやり方を見つけられれば、糖質OFF生活は既に成功していると言えます。


以上、糖質OFF生活を成功させるために必要な7つのことをまとめてみました。1年後に追記すべき事に気がついたらVer.2を書きたいと思います。