2013年1月17日木曜日

糖質OFFな生活@メキシコ

ちゃんとしたスーパーに行ければ、もうちょっと何とか出来るんだけど。


今週は海外出張でメキシコに来ています。糖質OFFな生活で意外と困るのは海外出張なんですよね。日本だとコンビニで簡単に魚肉ソーセージとか野菜サラダ、豆腐製品あたりが買えるので、問題ないですが、海外ではそもそもどこで何が買えるのかわからなかったり、時間も限られているので買い物に行けないこともあります。

今回は(ほとんど需要がありませんが)メキシコでどこまで糖質OFFな生活が可能であるかをまとめたいと思います。


まず、メキシコの基本的な食べ物ですが、タコス(トルティーヤ)は、日本でも馴染みのあるトウモロコシあるいは小麦で作られた薄焼きパンで、これが主食です。

これにアボカド・トマト・タマネギ・鶏肉・豚肉・牛肉・エビなどを乗っけたり、挟んだりして食べます。下の写真はメニューの分類上、上が「ケサディーヤ」、下が「タコス」となっています。いずれもトルティーヤを使っているところは同じで、入れる具や盛りつけの仕方で名前が違っている感じです。





タコスはトウモロコシを使っているので、基本的には糖質があるのですが、見てわかるとおり、薄いパンなので、食べる量全体に占める糖質の量は意外と少ないかもしれません(ちなみに写真の料理とサラダを2人で注文したのですが、全部食べてかなりお腹いっぱいでした。3人で食べても十分だったと思います)。「タコス 糖質」で検索したところ、こちらのサイトが見つかり、タコス2つで糖質は33.1グラムとのことでした。タコス1つは約16.5グラムの糖質だとするとお昼に1つ食べるぐらいなら、それなりに糖質OFFな食べ物と言えそうです。

また、メキシコは畜産が盛んで、チキングリル、ステーキや豚のソテーなどは大抵のお店で食べる事が出来ます。これらの料理は量もかなりあるので、肉食が苦手でなければ、糖質OFF生活は意外と簡単にできそうです。


外食では、タコスを含めてそれなりに糖質OFFな選択肢は多いのですが、悩ましいのは朝ご飯です。ホテルだとビュッフェがついているところもありますが、自分で買うとなるとコンビニが身近なお店になります。ちなみにメキシコにはセブンイレブンとサークルKがあり、地場のコンビニチェーンも入れると主要なコンビニが4グループあります。いずれもメキシコシティではあちこちにあるので、買い物は非常に便利です。

コンビニでは、売られているものは様々ですが、ご飯系は基本的にパン・サンドイッチ・ヌードルなど、糖質いっぱいなものです。お菓子もポテトチップス、チョコ、クッキーなど基本的なものはあるのですが、ミックスナッツのようなものはあまりありません。そんな中、コンビニで調達できるものとして糖質OFFなものは「ハム類」です。上で畜産が盛んと触れましたが、コンビニでも美味しそうなハムが10枚入りパックで色々売られているので、これなら糖質を取らずに朝ご飯に出来ます。

なお、スーパーに行けば、売られているものはほぼ、日本と同じですので、容易に糖質OFFな生活は出来ます。ただ、市内のスーパーを旅行者が見つけるのは大変ですし、朝食のためにわざわざタクシーに乗って買い物に行くのも無駄な気がします。


私は海外出張の時は、基本的に糖質OFFな生活を諦めているのですが、こうやってみるとメキシコについては、そこそこ糖質OFFな生活が可能であると思います。物価は最近の円安で少し高く感じますが、それでも日本の60~80%ぐらいな感じで、まだまだ円の強さを実感できる国です。治安はあまり良くないですが、食べ物が美味しく、人々も親切な国ですので、旅行先としてもオススメな国です。