小麦粉無しでちゃんとしたパンが焼けるんです!
糖質OFF生活では、主食にご飯やパン、麺類が食べられないため、豆腐とかこんにゃく麺などの代替品を食べる事になります。自分の好みに合う代替品を見つけることが長続きのポイントであることは「糖質OFF生活を成功させるために必要な7つのこと」でも触れたとおりです。
でも、ずーっと豆腐ばかり食べていると飽きてくるのも事実です。飽きてきたら、気分転換的にご飯やパンを食べるのが良いと思います。そんな時、もし糖質が少なめの主食があれば、気分転換しつつ、糖質OFF生活を続けることが出来ます。ネットで調べると小麦粉を使わないパンや麺類が売っているので、手っ取り早く済ませるならこれらを買うのが早いです。でも、これらの商品は結構高いので、買い続けるのは大変です。
売っているのが高いなら、作ってしまえば良いのでは?と思い、色々調べていくと大豆粉や小麦グルテンが結構安く売っていました。今回は、これらを使って大豆粉パンを焼いてみました。
大豆粉パンのレシピは以下の通りです。なお、参考とした元レシピはこちらです。
・超微粉大豆粉:144グラム
・小麦グルテン:72グラム
・砂糖:大さじ1
・塩:小さじ1
・バター:18グラム
・牛乳:155ミリリットル
・ドライイースト:3グラム
作り方
1.耐熱ボウルにバターと牛乳を入れて、電子レンジで温めます。バターが溶ければ良いので、牛乳は人肌程度まで加熱すれば十分です。
2.バターを溶かしたら、1.にドライイーストを入れてよく混ぜます。この際、牛乳は40℃(人肌)以下であることを確認して下さい。
3.更に2.に塩、砂糖を加えてよく混ぜます。
4.超微粉大豆粉と小麦グルテンをよく混ぜてから、3.へこれらを加えてよく混ぜます。この際、粘りが出て、くっつきやすくなるので、泡立て器などを使うよりも手で混ぜるか、分量外の大豆粉などをはたくと良いかもしれません。
5.丸く整形したらクッキングシートにくるんで、150~200Wの出力にした電子レンジで30秒ほど加熱します。これによりドライイーストを活性化します。
6.加熱後、クッキングシートにくるんだまま、生地を10分ほど休ませます。
7.休ませた生地を6~8等分にして丸めます。
8.丸めた7.の生地をクッキングシートにくるんで、150~200Wの出力にした電子レンジで30秒ほど加熱します。
9.加熱後、クッキングシートにくるんだまま、生地を10分ほど休ませます。休ませている間にオーブンを200℃にして予熱します。
10.焼き型を使う場合は、中にバターを塗ります。焼き型の中に生地を敷き詰めていきます。焼き型を使わない場合は、耐熱皿に生地を等間隔に並べます。
11.予熱した200℃のオーブンで12~15分程度焼きます。生地の大きさやオーブンの癖などで多少、焼き時間は変化するので、何回か焼いてみて調整します。生地が大きすぎたり、焼き時間が短いと中心部分がうどん粉状のまま残ってしまうので、注意が必要です(実は、今回の試作では一部、うどん粉状になっていました・・・)。
今回は、7.のところで生地を分けずにそのまま焼いてみました。まず、焼く前の生地はこんな感じです。結構、色が黄土色で普通のパン生地とは違う感じです。
焼き型に入れた時はこんな感じ。
これを焼くとこんな感じ。良い焼き色が付き、結構膨らんでいます。
焼き上がった大豆粉パンをスライスして、バターを塗ってトーストしてみたのがこちら。
焼き上がった感じは、思いの外「パン」という感じで、非常に香ばしい香りもします。また、味については、甘みが無いので食事パンに最適です。糖質OFF生活なので砂糖を増やすのは抵抗がありますが、甘いのが好きな場合は、砂糖の他にアスパルテームなどを加えて甘めにしても良いかと思います。
バターを塗ってトーストしたパンは家族にも好評で、おから系のケーキなどはそれほど食べてくれないけど、こっちは朝ご飯に食べても良いとのコメントでした。慣れてくればそれほど時間もかからずに作れそうです。また、レーズンなどを入れてアレンジしても良さそうです。意外と簡単に焼ける上に、超微粉大豆粉と小麦グルテンも結構安いので、是非、チャレンジして欲しいと思います。